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最もポピュラーな薬

日本の市販虫さされ薬の有名製品といえば、「ムヒ」シリーズと、「ウナコーワ」シリーズです。
どこのドラッグストアにもありますね。
大手だけあって、内容と値段のバランスが取れているものが多いですね。
普通のラインはいいんですが、高機能ラインはちょっとコスパ微妙...
最強の薬

「かゆみを抑える成分」の種類が多いものです。
「とにかくかゆみを早く抑えたい!」という人におすすめです。
ステロイドが入っていない薬

ステロイド系薬は、炎症を抑える効果があるとして様々な市販薬で使用されています。
しかし実は、「虫さされに対するステロイドの塗り薬」の効果を証明した質の高い医学研究はありません。
ですので、「頻繁に使うから副作用が気になる」「子供には極力ステロイドを使いたくない」というご意見なら、ステロイドフリーの選択肢があります。
このあとご紹介する「貼付剤」「持ち運び用ミニサイズ」の製品もほとんどステロイドフリーなので、ぜひ一緒にご覧くださいね。
メントールが入っていない薬

メントールはハッカに含まれる成分で、皮膚に塗ると冷涼感があります。
冷やすとかゆみを抑える効果があることが証明されています。
ただ、「スースーして寒いのが苦手」という人もいると思うので、メントールフリーの製品も紹介します。
メントールフリーの薬は、虫さされ薬っていうか「湿疹などのかゆみ」に向けて開発された製品が多く、剤形が軟膏とクリームのみです。
貼付剤

子供は虫さされの部分を掻き壊して、血が出たり化膿してしまうことも多いもの。
そんな場合には貼付剤が便利です。
添付文書上は年齢制限はありません。目安として6ヶ月以降なら、ステロイド入りの製品も含めて使えます。
大人も使えるような無地・半透明の製品もありますよ。
ほとんどがステロイドフリーですが、「マキロンパッチエース」にはステロイドが含まれています。

子供向けのキャラものには、ステロイド入っていません

これは内容の割にお手頃価格
持ち運び用ミニサイズ

虫に刺されるのはだいたい屋外。
「虫に刺されやすいから、薬を携帯しておきたい」という人もいるのではないでしょうか。
実は我が家はこのタイプしか持ってません。
小さいから子どもたちも塗りやすいし、ひと夏で使い切りたいので...
ステロイドフリーです
6ヶ月未満の赤ちゃん用

屋外活動が増えて虫に刺されやすくなり、症状も目立つようになるのは、自分で歩き始める1〜2歳以降が多いかと思います。
目安として6ヶ月以降なら、ステロイド入りの製品も含めて一般的な市販薬を使えます。
ただし、上に兄姉がいたりして屋外活動が多いと、赤ちゃん期から蚊に刺されることもあるでしょう。
そんな場合にはムヒ・ベビーシリーズを活用してみてください。
生後1ヶ月から使用できる虫さされ薬が販売されています。
当サイトの選択基準
蚊の虫さされによるかゆみのメカニズムは、複数あると考えられています。
また、市販薬では有効成分の含有濃度はどれも大差なく、含有ステロイドの強さも全て「マイルド」です。
そのため、いろいろな作用メカニズムでかゆみを抑える成分が複数含まれている方が効果的な可能性が高いと考えます。
具体的には、下記の成分の有無を調べ、何種類入っているかを効果の強さの指標としています。
含有成分数が同じの場合には、ECサイトで入手可能なものを優先しました。